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日本株は続落へ、中東情勢の混迷や米半導体安-電機や自動車に売り - ブルームバーグ

23日の東京株式相場は続落。中東地域での戦闘が拡大するのではないかとの懸念から、投資リスクを回避する流れが続いている。

  • TOPIXは前営業日比0.1%安の2252.47-午前10時58分現在
  • 日経平均株価は0.4%安の3万1143円65銭

  先週末の米テクノロジー株安も重しとなり、電機や精密機器、情報・通信株が下落。鉱業や商社株には海外の原油先物安を嫌気した売りが出ている。半面、医薬品や電気・ガス、食品など景気動向に業績が左右されにくいディフェンシブ関連業種は堅調だ。

TOPIXの推移 | 下落

ピクテ・ジャパンの糸島孝俊投資戦略部ストラテジスト

  • 米金融政策の行方や地政学リスクの不透明感を受けた米国株下落に続き、日本株も上値は追いにくい
  • 中東情勢のリスクは株式市場にとって当然あるが、なかなか大きく織り込めない状態
  • 短期的な下支え要因は企業決算の発表

東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

  • 先週末は長期金利と原油が下がったにもかかわらず米国株が戻せず、相場環境は悪い
    • 米国株は中東情勢の不透明感、金利の上昇傾向、企業業績の先行き懸念という三重苦にある
    • 米国では、景気動向を先行して反映する運輸などでアナリスト予想の下方修正があった
  • きょうの日本株も景気や企業業績への懸念から売りが出やすい

インサイト

  • 東証33業種中、13業種が上昇、20業種が下落
  • 医薬品が上昇率トップ、石油・石炭製品が下落率トップ

背景

  • イスラエル、レバノン国境付近で ヒズボラと戦闘激化-周辺の住人避難
    • 【イスラエル】米国務長官がイラン代理勢力に 警告
  • 日銀で 金利操作の再修正論浮上、米引き締め長期化で-報道
  • 円が対ドルで150円台に再び 下落、高まる為替介入への警戒感
  • 前日の海外市況は こちらをご覧ください
  • 【要人発言】ハマス拘束の民間人、近く全員解放へ-カタール外相顧問

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