野村ホールディングスが26日午後に2023年1-3月期(第4四半期)の連結決算を発表する。ブルームバーグが集計したアナリスト4人による純利益予想の平均は前年同期比24%増の385億円。自社株買いの発表も見込まれる。一方、米欧での金融不安が重なった時期でもあり、業績にどのような影響を与えたのかも注目される。
アナリストの見方は次の通り。
- ジェフリーズ証券の伴英康アナリスト
- 1-3月期の純利益は470億円、1株当たり純利益(EPS)は前年同期の10.3円から15.9円をそれぞれ予想
- どのように自己資本利益率(ROE)を早く引き上げ、収益のボラティリティーをどう低くするのかなどに注目
- シティグループ証券の丹羽孝一アナリスト
- 純利益は239億円を予想
- 3セグメント合計の税前利益は290億円と推定(前年同期の実績は335億円)
- リテール顧客のアクティビティーが低調だったと推定されることや3月の金融市場の混乱が業績の向かい風に
- 200億円の自己株式取得の発表を予想
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の辻野菜摘シニアアナリスト
- 純利益は447億円と推定
- 第3四半期には欧米での投資銀行部門の人員削減のための引き当てが数十億円かかっていたが、第4四半期にはそのような要因がなくなる
- モルガン・スタンレーMUFG証券の⻑坂美亜株式アナリストら
- 純利益は383億円、自社株買い250億円の発表をそれぞれ予想
- グローバル・マーケッツやインベストメント・バンキングにおけるコスト⽔準や競争⼒について対策を講じているが、効果発現のめどがついているかが重要
- 第3四半期には為替影響もありホールセール部⾨の経費率が101%に上昇していたが、経費率削減の施策の進捗(しんちょく)が進んでいればポジティブ
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